災害に備える(地震編)

投稿日:2017年09月04日

9月1日は「防災の日」です。また、9月1日の「防災の日」を含む1週間(8月30日から9月5日まで)が「防災週間」と定められています。

そこで今回は「家」に関する地震対策について考えてみましょう。

 


「家具は必ず倒れるもの」と考えて、防災対策を講じておく

大地震の際に家具が倒れてくると、大けがをするだけでなく、避難経路を妨げてしまう危険性もあります。しっかりと対策をしておきましょう。

タンスは床側をストッパーなどで固定し、天井側はポール式器具で固定します。食器棚や本棚はL字型金具やワイヤーなどで壁に固定し、開き戸には開かないように留め金を付けます。ガラスにはガラス飛散防止フィルムを張り、重い物はなるべく下の段に置きます。

テレビや冷蔵庫は裏側をワイヤーなどで壁に固定すると安心です。

寝室や子ども部屋などには、できるだけ家具を置かないようにし、家具を置く場合はなるべく背の低い家具にしましょう。また、家具が倒れてけがをしたり、出入り口をふさいだりしないように、家具の向きや配置を工夫することも大切です。

窓ガラスは強化ガラスに替えたり、飛散防止フィルムを張ったりすると効果的。カーテンを閉めておくことでも室内への飛散防止に効果があります。

また、手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう。

 

創エネ、蓄エネ住宅で災害時の安心を

創エネとはエネルギーを生み出す「創エネルギー」、蓄エネとはエネルギーをためる「蓄エネルギー」のことで、エネルギーの自給自足ができる住宅として近年注目されています。

大災害が発生したときには、電気やガス、水道、通信などのライフラインが止まってしまう可能性があります。そんなときに電気を使えることは大きな安心になります。

創エネ設備では、太陽光発電システムなら利用できる電力は携帯電話の充電や小型ラジオやテレビ程度と言われていますが、情報収集が重要となる災害時には心強いですね。

蓄エネ設備では、家庭用蓄電池ならパソコンや冷蔵庫を数時間稼働させることができます。

これらの設備は商品開発も進んでおり、これからもっと身近になっていくことでしょう。

 

普段から飲料水や非常食などを備蓄しておくことが大事です

自宅が被災したときは避難生活を送ることを想定し、非常用持ち出し品をいつでもすぐに持ち出せるように備えておきましょう。

ここで置く場所が重要になってきますが、いざという時に玄関が使えないことも想定して、色々な場所に分散して配置することをおすすめします。非常持ち出し袋は1人1つ必要ですので、各人の部屋と玄関、庭や車の中などに置いておくと安心でしょう。

 

「防災の日」をきっかけにぜひお家の防災対策について考えてみてはいかがでしょうか。

 

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2017年9月4日 投稿|     


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