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建ぺい率と容積率
投稿日:2018年01月15日
家を建てるには土地が必要です。
そして土地には建ぺい率と容積率が決められています。
建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合のことで、「建坪」ともいいます。容積率とは敷地面積に対する延床面積の割合のことです。
これらによって、同じ土地の広さでも建てられる住宅には違いがあります。土地探しをする前にしっかりと確認しておきましょう。
今回は具体的な数値で確認していきましょう。
例1
土地の広さ20坪、建ぺい率80%、容積率150%
ここに2階建のお家を建てます。
この場合の計算方法は
建築面積 20坪×80%=16坪
延床面積 20坪×150%=30坪
目安でいうと、だいたい8m四方の土地が約20坪程度、そこに建坪約16坪のお家を建てるとなると、駐車場の確保は難しいでしょう。形も1階と2階がほぼ同じ面積のものになりますね。
容積率が150%よりも小さければもっと小さなお家にする必要があります。
例2
土地の広さ30坪、建ぺい率80%、容積率100%
ここに2階建のお家を建てます。
この場合の計算方法は
建築面積 30坪×80%=24坪
延床面積 30坪×100%=30坪
目安でいうと、だいたい10m四方の土地が約30坪程度、そこに建坪約24坪のお家を建てるとなると、駐車場は1台分確保できます。コンパクトハウスなら、この辺りが現実的でしょうか。
例3
土地の広さ40坪、建ぺい率40%、容積率80%
ここに2階建のお家を建てます。
この場合の計算方法は
建築面積 40坪×40%=16坪
延床面積 40坪×80%=32坪
今度は建ぺい率が40%の土地です。
40坪というとだいたい10m×13mの長方形の土地で、お家1軒と車2台が入る大きさです。
しかし建ぺい率と容積率を考慮すると、例1や例2とほぼ同じサイズのお家しか建てることができません。建築面積は16坪と、意外に小さめなのです。
このように、土地の広さが広くても条件によっては思い描いたお家が建てられないということもあります。ぜひ土地を探すときには参考にしてください。
ワタルハウスはコンパクトハウスが得意分野です。だいたい30坪前後の商品には自信があります。せっかくいい土地を見つけたのに、大きなお家が建てられないと諦める前にぜひワタルハウスにご相談ください。
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