収納力抜群!造作家具

投稿日:2017年12月25日

施工事例でもよく見かける造作家具。建物と一体化した造作家具は、インテリアとしてもまとまりがあって素敵ですよね。

造作家具のメリットは、家具と壁や天井の間に隙間ができないので空間をフル活用できるうえに掃除がしやすいところです。そして、天井までの棚は幅や奥行きはわずかでも、その収納効率は抜群。奥行きの浅い収納は押入れのように奥に物を詰めることがないので収めた物の全体が見渡せて便利です。また、壁に固定してあるため、地震で倒れる心配もありません。

 

しかし、建物に固定してある造作家具は動かせないためライフステージの変化に応じて部屋の使い方や間取りを変更することができません。もしも部屋の使い方を変えるという予定のある方は、壁に固定しないタイプの造作家具を検討したほうが良いかもしれません。

 

造作家具は、注文住宅を建てる場合にハウスメーカーや工務店等に依頼することになります。通常ですと、収納スペースの詳細については業者との契約後に打ち合わせることになりますが、造作家具を考えているならば契約前の段階で伝えておくほうが良いでしょう。予算の都合や施工の可否は事前に相談しておくと安心です。

 

造作家具をオーダーするためには、とにかく作って欲しいということをきちんと伝えることが大切です。ご自分が住むためのお家に望むことや、今困っていることなどを伝えなければ思いどおりのお家はできません。製作する上で無理ならばそう言われるでしょうし、予算オーバーならば人目につきにくい場所には扉をつけないことで予算を抑えるなどの提案があるでしょう。遠慮せず、どんな些細なことでも相談してみましょう。

 

造作家具は新築時に家を造りながら一緒に仕上げていくのがオススメです。既存の壁の撤去や家具の移動や養生といった手順が不要ですので単価を抑えられます。また、設計者や現場の大工さんに相談すると、図面上では気がつかない場所に収納スペースを設けることができることもあります。

 

現在住んでいるお家に造作家具を作ることももちろん可能です。その場合は住宅の図面を準備し、いくつかの工務店やリフォーム専門店、造作家具専門店に見積もりを依頼すると良いでしょう。

 

ただし、収納スペースの作りすぎは家具の配置や生活動線の妨げになりますのでくれぐれも注意が必要です。どの場所に何を置くかをイメージしてから依頼するようにしましょう。

 

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TEL 089-923-2275

2017年12月25日 投稿|     


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