見学会に行ってみよう

投稿日:2017年09月25日

暑い夏が終わり、気持ちの良い季節になりましたね。こんな季節にはぜひ見学会に足を運んでください。

見学会といっても、モデルハウスでもかまいませんし、各ハウスメーカーや工務店が開催している完成見学会でも良いですね。最近は構造見学会もありますから、気になるお家をどんどん見に行ってみましょう。

今回は見学会でぜひチェックしてほしいポイントをお伝えしたいと思います。


窓の大きさや高さなど、日照の季節変動や対策は施されているか?

大きな窓は光を取り入れやすいですが、その分寒い日は熱が逃げやすくなります。また南側の窓は明るい日差しが入りますが、夏は暑くなります。遮光・遮熱の度合いを確認しておきたいですね。植樹などで調整するなど、季節によって採光量が変わらないようにしたいですね。

 

熱をコントロールできる仕組みはあるか?

窓だけで室内の温度を完全に調整するには限界があります。そこで必要になるのが冷暖房などの設置。家の広さや、取り込まれる熱量に合わせて、どこにどれくらい必要になるのか? を確認したいですね。複層ガラスなどにして熱を抑えることも重要。

 

吹抜けなどの開放的な間取りには冬場の寒さ対策があるか?

温かい空気は上に上るため、吹抜けのある空間は、上は暑いが下は寒い、となりやすくなります。あらかじめ、その対策を検討しておきましょう。冷暖房や、シーリングファン(天井扇)が、どれくらいの効果があるのか? 冷暖房費はどれくらいかかるのか? 等を質問してみましょう。

熱や湿気の抜け道をつくってあるか?

高気密・高断熱をうたう家の場合は、熱を逃がす時の設計も重要になってきます。かぜの通り道をつくったり、壁を珪藻土など調湿機能のあるものにしたりという湿気対策もあります。その会社が熱や湿気対策に関してどんなアイデアを持っているのかを確認してきましょう。

 

雨の日でも快適に過ごせるか?

浴室やトイレ、納戸やクローゼットなどの湿気対策は忘れがちなポイント。雨の日はどこで洗濯物を干すのか、各部屋の温度・湿度は具体的にチェックしておきたいですね。

 

地域の気候条件を考慮しているか?

例えば気候の温暖な地域であれば、寒い冬を越さなければならない北海道などと同じ防寒対策は必要ないはず。過剰な設備になり過ぎていないかというところもチェックしましょう。

 

ランニングコスト、メンテナンスコストを考えているか?

窓を複層ガラスにすれば普通のガラスより、高い費用がかかります。しかし、そこだけにとらわれず、光熱費(ランニングコスト)の変化や、設備機器に発生するメンテナンス費用も確認しておきましょう。多少初期費用がかかっても数年単位で考えればお得な場合もあります。

ライフスタイルや個人の嗜好へのヒアリングはあるか

住む人の家族構成や将来のビジョン、家族の嗜好といったライフスタイルに合った家づくりがなされること、それぞれの家族が持つ希望を受け止めた上で、さまざまな提案があるかを見学会では確認したいですね。

2017年9月25日 投稿|     


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