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無垢材のお手入れ
投稿日:2017年08月21日
無垢材は扱いが難しいと言われています。しかし、だからと言って無垢材の床を諦めるのはもったいないですよね。本当にお手入れが大変なのか、技術的に難しいのかをしっかり確認してから決めていただきたいと思います。
今回は無垢材の床の、日常のお手入れについてご紹介したいと思います。
日常のお手入れの基本は次の3点です。
1.普段のお手入れは掃除機と乾いた雑巾での乾拭き
2.水や汚れはなるべく早く拭き取る
3.頑固な汚れを落とす場合は、硬く絞った雑巾で
これだけ聞くと、それだけ?と思いますよね。
詳しく見ていきましょう。
1.普段のお手入れは掃除機と乾いた雑巾での乾拭き
日常は掃除機と乾拭きでOK。フローリングの板の隙間の汚れも、基本は掃除機で吸い取ります。
吸い取ることができない汚れは、爪楊枝などで掻き出して取り除きます。
2.水や汚れはなるべく早く拭き取る
無垢材にはとにかく水は大敵です。水をこぼした場合には乾いた雑巾ですぐに拭き取りましょう。
濡れたままの状態にしていると、床板が反ったり割れたりする原因になります。
汚れの場合は、汚れの種類によって対処法が違います。
ソースやマヨネーズなどの油汚れの場合は、台所の中性洗剤を溶かしたぬるま湯を使い、よく絞った雑巾で拭いてください。
ケチャップや水性ペンなどの汚れは、布にベンジンをつけ、手早く拭いてください。
油性ペンは、汚した直後であれば消しゴムで落ちる場合があります。落ちない場合は布にベンジンをつけ、手早く拭いてください。
3.頑固な汚れを落とす場合は、硬く絞った雑巾で
水拭きで落ちない場合は中性洗剤を薄めたものを含ませ、固くしぼった雑巾で拭いて下さい。
化学雑巾・モップ等を使ってはいけません。これらには様々な薬品が付いており、無垢フローリングに使用すると、黒ずみや色むらの原因になります。メーカーによっては、白木・無垢フローリングに使用できる薬品の弱い製品も販売されておりますので、各メーカーにご確認の上ご使用ください。 また、無垢フローリング用の商品でも、長期間床に放置すると変色する場合がありますので、ご使用の際は十分にご注意ください。
ここまで、日常の基本のお手入れを見てきましたが、いかがでしたか。
なんだ、フローリングや畳のお手入れと変わらないじゃないかという気もしてきませんか。このくらいのお手入れなら、少し頑張ればできそうですね。
次回は大掃除の仕方や傷がついてしまった時の対処法などについてお伝えしたいと思います。
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