自然素材について知ろう(内装編)

投稿日:2017年07月24日

「自然素材」で家を建てるって最近よく聞くようになりましたよね。

自然素材の家といえば有害物質がなく健康的で肌触りの良いぬくもりのある家というイメージですよね。では自然素材は万能かといえばそうではありません。メリットとデメリットをしっかりと把握し、ご自身のライフスタイルに合うかなどを考慮して賢く取り入れてほしいと思います。

今回は、自然素材の良さを最も感じられる内装についてのお話です。

 


自然素材の床といえば無垢材の床ですね。メリットとしては夏はさらっとして気持ち良く冬は熱を取り込み暖かいことですね。また、傷がついても削ることができ、補修が可能です。経年により色が変化し深みがでてくることも魅力ですね。

無垢材の床のデメリットは傷がつきやすいこと、お手入れが必要なことでしょう。また、自然素材ですので冬は乾燥して隙間が開いたり夏や梅雨時期は木が太って盛り上がったりすることがあります。

一方フローリングは、傷つきにくくお手入れが楽。形も安定していて季節による変化もありません。

しかし、無垢材の床のような気持ち良い肌触りはなく、一度傷がつくと補修はできません。

 

自然素材の壁といえば珪藻土や漆喰があります。これらのメリットは室内の湿気や結露を吸ってくれたり、空気環境を整えてくれたりするため、お部屋を爽やかに保つことができます。

しかし、これらの壁は汚れても落とすことができません。また無垢材の床同様にお手入れが必要ですし、塗り壁なので割れることもあります。

一方ビニルクロスのメリットといえば、やはり色・柄が豊富なことでしょう。また壁を汚してしまっても拭き取ることができ、飽きたら張り替えることもできます。しかし化学製品のため、臭いが気になることや、人によってはアレルギー反応を起こすことがあります。

 


いかがでしたでしょうか。自然素材の家を維持するためには、そうでない家に比べると少し手間がかかり、こまめなメンテナンスも必要です。しかしそのぶん自分の家に愛着を持ち、大切に扱うことができるというのは、もしかしたらデメリットではなく実はとても良いところかもしれませんね。また自然素材の家は耐久性にも優れていますので、大切に扱っていれば子や孫の代まで住み継いでいくこともできますよ。

自然素材をうまく取り入れて、快適な住まいを実現できると良いですね。

 

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2017年7月24日 投稿|     


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