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住宅の外構を工夫して夏を涼しく
投稿日:2017年07月10日
今年の夏も暑くなりそうですね。
外構をうまく工夫する事で少しでも快適に過ごせるなら試してみたいと思いませんか。
今回はそんなアイデアをご紹介します。
風通しをよくしましょう
建物の回りを高いブロック塀で囲うと建物の1階部分には風が入らなくなってしまいますよね。
できればブロック塀の代わりに生垣や、風を通すことのできる柵を設置すると良いでしょう。
また、植栽で囲うことも有効です。
例えばリビング前のスペースには落葉樹がおすすめです。落葉樹は夏の太陽が高い時期には葉を広げ直射日光が室内に直接入ってくるのを防いでくれます。逆に、冬の太陽が低い時期には葉を落とし、日光を室内に取り込めます。
樹木の葉を通して入ってくる風は、気化効果により外気よりも涼しくなります。
様々なエクステリア素材や植栽を有効に使って外観を素敵にするだけでなく、お家の中でも快適に過ごせる工夫をしてみてはいかがでしょうか。
建物や建物の回りの温度を下げてみましょう
具体的にどういう対策があるのか挙げてみましょう。
・打ち水
昔の人々は、夏の暑い時期に家の回りに水をまくことで涼しさを得ていました。打ち水には気化効果があり清涼感が得られるのだそうです。
最近では雨水を利用した自動散水装置というものも登場しています。
・緑化
夏場に「緑のカーテン」をしているお家は増えましたよね。これも緑化の工夫のひとつですね。
駐車場などのスペースに芝を植えるというのも効果的です。建物回りの温度がアスファルトの駐車場のときよりも下がります。
近年ではタイヤに踏まれても大丈夫な芝や施工法も開発されていますのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。建物の回りや壁面を緑化することで、それぞれの温度を建物回りのアスファルトなどに比べて低く保つことができます。
これから家づくりを始める方には屋根緑化や屋上緑化もおすすめですよ。これらは室内の温度が上昇するのを食い止める効果が期待できます。
今から外構に手を入れるなんて無理!もっと身近に、手軽に始めたいという方は、開口部に簾(すだれ)を吊るすだけでも違いますよ。見た目にも涼を感じられますしね。
ぜひ、お家で取り入れられる工夫を試してみてください。もちろん暑い時にはエアコンも上手に使ってくださいね。
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TEL 089-923-2275