梅雨を快適に乗り切ろう

投稿日:2017年06月19日

梅雨入りから10日あまり経ちましたが、今年は例年よりも雨の日が少ないように感じませんか。降水量が少ないと松山市は水不足が心配になりますよね。石手川ダムの貯水率もやはり平年に比べて低くなっているようです(6/19日現在)

さて、梅雨時期はジメジメとしていてなんとなく不快感を感じるという方も多いですよね。

外気温の影響を受けにくく、調湿性に優れた木造の家のほうがコンクリート造の家に比べて快適に過ごせるとはいえ、やはりこの時期は木造住宅にとっても嫌な季節です。

今回は木造住宅における梅雨時期の注意点と対策を挙げてみたいと思います。

 


結露に注意!

木造住宅は湿気に弱いので、梅雨時期の結露には注意したいですね。

壁にヒビが入っていると、カビや木を腐らせてしまう腐朽菌(ふきゅうきん)が発生してしまう可能性があります。この腐朽菌が柱や梁といった構造材を腐食することによって、住宅の強度が低下してしまう恐れがあるのです。

さらに、腐った木材はシロアリの餌にもなってしまいます。一度シロアリの被害に遭うと大変な修理が必要になってしまいます。

そうならないためにも、住宅にヒビを見つけたら、早めに修理することをお勧めします。

 


梅雨の季節を快適に過ごすには

・エアコンをうまく使おう

除湿には「弱冷房除湿(ドライ)」と「再熱除湿」という2つのタイプがあります。水分を外に追い出す仕組みは同じですが、部屋に戻す空気の温度が違います。

「弱冷房除湿(ドライ)」は水分を集めるために温度を下げた空気を、そのまま部屋に戻すため肌寒く感じることがありますが、「再熱除湿」は温度を下げた空気をちょうどいい温度に温めなおしてから部屋に戻します。

電気代を抑えたい時は「弱冷房除湿」や、高めの温度に設定した「冷房」が良いそうですよ。

しかし、どちらもお部屋の温度を下げますので、梅雨の時期には「再熱除湿」にすれば体が冷えすぎず快適に過ごせます。エアコンの機能を上手に使い分けたいですね。

・その他の方法

市販の除湿シートを床に敷いたり、除湿剤や炭などを部屋に置いたりするのも有効です。

また、換気も重要です。複数の換気扇を回したり、複数の窓を開けて空気の流れを作ったりすると良いでしょう。これだけでも足りないと感じたら、開けた窓に向けて扇風機を回すと空気の流れができますよ。

これらの方法を試してみて、ジメジメの梅雨時期を快適に過ごせると良いですね!

 

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2017年6月19日 投稿|     


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